中高生必見!!バスケのポジションの役割と必要なことを解説します

 

中高生必見!!バスケにおけるポジションの役割と必要なこと

 

 

 

ポイントガード(PG)

1年生ポイントガード河村勇輝が牽引! 福岡第一が土浦日本大との激戦を ...

引用:https://basketballking.jp/news/japan/highschool/20171226/41289.html

 

ポイントガードとはバスケにおける司令塔のことを指します。PGや1番と呼ばれることがあります。ポイントガードで最も重要なことは『ボールを運び、ゲームの流れを組み立てる』ということです。ボールを運ぶということはハンドリングを必要とし、ゲームを組み立てるということは頭を使うということ。つまりポイントガードとは手と頭を同時に使うようなポジションです。かなり難しいように思えますが、そうです、難しいんです(笑)

ですがポイントガードはそれだけ大事な役割を担っているということです。ポイントガードがいないとチームは崩壊してしまいます。周りがあまり上手な選手じゃなくてもポイントガードが上手だと、そのチームは強くなります。逆に周りが上手でもポイントガードが周りを生かしきれないと、そのチームは強くなりません。上手なポイントガードの例を挙げると河村勇輝選手や富樫勇樹選手などが挙げられます。彼らのプレーを見てみると、自分のチームのシューターからセンターまでしっかりと周りを生かしています。そればかりではなく、自分から点を狙いに行ったり、相手ディフェンスを引き付けアシストをしています。このように、その場に合った冷静な判断が求められます。ポイントガードはコート上で幅広く活躍できるポジションです。

上達のコツはとにかく練習をするということ。まずは友達などにディフェンスとして協力してもらい、コートの端から端までスピードをつけてドライブをする練習をしましょう。さらにポイントガードは体力も必要なので、体力をつけましょう。体力をつけることでプレーの幅が広がっていきます。

 

 

 

 

シューティングガード(SG)

賛否両論の超高校級シューター、富永啓生は和製カリーになれるか ...

引用:https://number.bunshun.jp/articles/-/833162

 

シューティングガードとは3ポイントといった外からのシュートを得意とした選手のことを指します。シュート以外にもドライブやペネトレーションを得意とした選手も多いです。SGや2番と呼ばれることがあります。シューティングガードで重要なことは、いかにフリーでシュートを打てるか、いかにシュートを決められるかです。このポジションをやっていて、試合中になかなかフリーになってパスがもらえないという人が多いかもしれません。それはフリーになっているのを待っているのが原因です。ノーマークの状況は、『待つ』のではなく『作る』というのが重要です。ディフェンスがいるのにどうやってノーマークを作るのかについてですが、とにかく動くしかありません。いつの間にか相手を見失ったり、スクリーンをかけられてフリーになられたという経験はありませんか? これは相手が動いているからなんです。動くといってもただやみくもに動いていてはいけません。大切なのは相手を振り切ることです。自分がディフェンスをしていて相手が速い選手と遅い選手だったらどっちが嫌ですか? 相手が速い選手だとついていくのに体力を使うし、切り返しが多いのでついていくのが精いっぱいだったりしますよね。それと一緒です。自分もスピードを出して相手を振り切ればフリーになれるのです。実際に富永啓生選手やステファンカリー選手はそうやって動いています。さらにうまい選手になってくるとハーデンのようにステップバックを使って自らフリーの状況を作る選手もいます。

シュートの練習方法ですが、動いてからパスをもらいシュートを打つ練習が効果的です。試合中はボールが来るのをその場で待っていてシュート打つということがほとんどないので、試合を意識した練習を心がけましょう。

 

 

スモールフォワード(SF)

日本バスケを担う東海大2年生 大倉颯太が千葉ジェッツで得たものと意外 ...

引用:https://news.yahoo.co.jp/byline/oshimakazuto/20200216-00163257/ 

 

スモールフォワードとはコート内の場所を問わずどこからでも得点を狙いに行く選手のことを指します。ドライブが得意な選手、シュートが得意な選手、リバウンドが得意な選手がいて、中にはすべてがこなせるオールラウンダーもいます。SFや3番と呼ばれることがあります。スモールフォワードで重要なことは、自信をもってガンガン攻めるということです。スモールフォワードというポジションを任されているということは、その人が得点源だからです。なかなか点を取れないという人がいるかと思いますが、最初は点を取れなくて当たり前です。なぜならスモールフォワードすべてのポジションの中で最も難しく、最も競争率が高いからです。スモールフォワードには上手な選手が多いです。つまり自分がスモールフォワードをすればマッチアップする選手もスモールフォワードの可能性が高いので、上手な選手とマッチアップするということになります。それだけ点を取るのが難しいということです。反対にディフェンスをするときも相手が上手なので気を抜くことができません。

このポジションはとにかく個人のスキルを磨くことが大切です。具体的には1対1をするのがおすすめです。1対1にはオフェンスはもちろんディフェンスのさまざまな要素が詰まっているので、やればやるだけ上達していきます。できるだけ自分と同じレベルか、自分よりも上手な人と勝負しましょう。ほかのポジションの選手とやっても良いかもしれません。自信をもってガンガン攻めることを常に心がけてください。

 

 

パワーフォワード(PF)

八村塁が開幕スタメン濃厚。期待以上の出来とバスケIQの高さも示した ...

引用:https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/basketball/2019/10/22/___split_24/

 

パワーフォワードとは優れた体格を活かしたリバウンドやペイントエリアでの得点を取りに行く選手を指します。PFや4番と呼ばれることがあります。パワーフォワードは地味で目立ちにくいと思われがちですが、そんなことはありません。パワーフォワードには最も重要な『リバウンド』という仕事があります。NBAなどを見てもらえればわかりますが、パワーフォワードの選手がリバウンドを取っただけでそのチームと観客がかなり盛り上がります。それだけリバウンドは勝敗に大きくかかわっているということです。考えてみて下さい。自分がシュートを打って外した時に相手にリバウンドを取られたら相手に速攻のチャンスを与えてしまいますが、味方がリバウンドを拾えば相手の速攻を防げるだけでなく、こちらのセカンドチャンスが生まれてくるのです。事実、試合に勝っているチームの9割が相手チームにリバウンド数でも勝っています。リバウンドは勝敗にかかわってくるという風にデータが示しているのです。

さらにパワーフォワードの役割はこれだけではありません。最近のバスケでは昔と違い、パワーフォワードの選手が積極的にオフェンスに参加していて、外からシュートを打つ選手や隙を見てドライブする選手も増えてきています。ですからシュートやドリブルの練習をしてみるのもありだと思います。

 

 

センター(C)

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引用:https://www.sportingnews.com/jp/nba/news/yuta-watanabe-end-first-nba-season-by-takashi-aoki/1sz8lwaght2nwz8b5vbbcmhf9

 

センターとは最もゴールに近い場所でプレーする選手のことを指します。優れた身長や強靭な身体が求められます。Cや5番と呼ばれることがあります。『センター』という言葉を日本語に置き換えると『中心』となるくらいですから、センターはバスケにおける大黒柱のような存在です。高校の全国大会を見てみると、どのチームも屈強な身体をした選手たちばかりです。センターの留学生を筆頭としているチームも数多くあることから、センターはチームには絶対に欠かせない存在ということが分かります。センターの強みは大きく分けて2つあります。1つ目はリバウンドが取れるということ。2つ目はゴールに1番近い場所からシュートを打てるということです。この2つがセンターの強みです。ですからセンターはリバウンドを取ることと、ゴール下のシュートをしっかり決めきるというのが大切になってきます。ほかにも身長を活かしたブロックなどを狙うこともできます。小さい選手が技術で身長をカバーすることは難しいですが、大きい選手が身長で技術を補うことは可能です。大きい選手が技術を身に着けてしまえば小さな選手はかなわないでしょう。NBAに小さな選手がほとんどいないのは、つまりそういうことです。NBAは190センチで小柄といわれる世界ですから…

とにかく身長は練習では身に着けられない大きな武器です。1対1のスキルも大切ですが、まずはゴール下を正確に決められるようにすることが大事です。

 

 

 

 

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